| 「私たちの電気代が支える偽りの気候変動解決策」を議論する@出版記念パーティ(2026/4/20) | ||
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本をいただいた主催者から案内があり、少しスピーチをしてほしい、と依頼もあったので。 私としては、環境団体の関係者に話したいこともある・・・ ーーーー ということで、出版記念パーティの内容を紹介しますね。 (主催者挨拶ーーー開催の意図)
ということで、この本は輸入バイオマスと対象とした本なんですね。イベントに出席して、イベントの名称が「輸入バイオマス本出版記念パーティ」というので、初めて気が付きました。(この件については後述します) 環境団体の活動の集大成本!! 議論をする良い機会でした。 (イベントのプログラム) 右がプログラムの内容です(あとで、教えていただきました) 1_1)が上にご紹介した、主催者挨拶ですね 1-2))築地書館の土井社長は、「社内の反対を押し切って出版しました」・・・・主著者泊さんとの長い間知り合いで、社長は泊さんに御願いして、書いてもらったのだそうです。(そううなんですか、社長に御願いして出版したもの(例の本)ばかりだと思っていましたが・・・) このページで紹介すべきは、2の内容紹介なのかもっしれませんが・・・それはそれとして 藤原のスピーチを紹介しますね 話をするようにと依頼されていたのはそうなんですが、4_2)のようなゲストスピーチとう順になっているのが、よくわからず、夜の青山、自転車で帰るので少し早く退席しようと・・・3の質疑が始まり、「それでは、今の執筆者からの紹介に質問や感想がありましたら挙手ください」と司会者が言われたので、急遽、手を挙げてスピーチしました。 ((藤原のスピーチ))(後から加筆しています) 持続可能な森林経営のための勉強部屋サイトを作成している、藤原です (この本と藤原との関係) もともと、霞が関(林野庁)の住人(大昔の)で、FIT制度に木質バイオマスが参入することになり、環境問題に関心があったので、木質バイオマスエネルギー協会とも関わっていて、FITに関わる木材の峻別過程(ガイドライン)の実施に関わっていました。 もともと、FITが欧州発の制度だし、欧州の方では環境的なシステムがどんどん進み、原料提供過程のGHGのハードルができるなどしていたので、欧州で買えなくなった北米やアジアのバイオマス原料が、行き先がなくなってきて、大量にあまったバイオマスが日本に輸入されるような事態になったら、大変だ!! という問題意識を持っていて、泊さんなどが主宰する研究会などに時々参加したりしてきたので、著者のグループの方々とは、コミュニケーションがありました。 そのような視点で、第3章燃料生産地の課題など、インパクトがありました (木質バイオマスはカーボンニュートラルか?) 大きなテーマである、バイオマスはカーボンニュートラルか、という話題に触れさせて頂きたいと思います。
御案内のように、林野庁のサイトに、なぜ木質バイオマスをつかうおか?というページがあり、以下のような主張をしています。 森林を構成する個々の樹木等は、光合成によって大気中の二酸化炭素の吸収・固定を行っています。森林から生産される木材をエネルギーとして燃やすと二酸化炭素を発生しますが、この二酸化炭素は、樹木の伐採後に森林が更新されれば、その成長の過程で再び樹木に吸収されることになります。 このように、木材のエネルギー利用は、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えないというカーボンニュートラルな特性を有しています ーーーー (環境団体の主張) 環境団体の方は、木質バイオマスから発生させるCO2はカーボンニュートラでないという主張をしています 以下サンプル 4つの環境団体が、「バイオマス発電は『カーボン・ニュートラル(炭素中立)』ではない」とする見解を発表しました。 「見解」では、バイオマス発電は、燃料の生産にあたり、森林減少・劣化などを伴う場合があること、燃料の栽培、加工、輸送といったライフサイクルの各段階で温室効果ガスを排出することから、実際には、「カーボン・ニュートラル」とは言えないこと、とりわけ、海外からの燃料輸入を前提とした大規模バイオマス発電には注意が必要であることを指摘しています。 ーーーそして、石炭より悪い、木質バイオマス (木質バイオマスエネルギー協会の主張)(この部分はスピーチでは触れませんでしたので、追加です) 私も作成過程に参画しましたが、木質バイオマスエネルギー協会のサイトに、「木質バイオマスエネルギー利用に関する懐疑論について」(同協会副会長加藤 鐵夫)という文章が掲載されています。 そのキーワードが「時間軸」ですね、その言葉をベースに少し考えてみます (時間軸の違い) 石器時代から、農耕世界、150年前から化石資源に依拠した便利な工業化社会、これが地球の壁にぶつかって、循環社会へ!という時間軸で考えると、」化石資源由来でない木質バイオマスのCO2は将来もつかってよい、カーボンニュートラルでしょうが たまたま、今は気候変動枠組み条約というわかり易いストーリーが共有化され、2050年までに排出量をゼロに、という緊急事態!! 色々あるけど、地球がもっと暖かかった時代は過去にもあり、今回の気候変動下で「適応」の仕方で対応していくという選択肢(暑い地球で社会対応)もあるもしれないけれど、、循環社会(将来なくなる化石資源に依存しない社会)になっていかがないと、人類は住めなくなる、というようなことなのかもしれませんね 決して、非常事態に陥っている、気候変動の防止問題を軽んじるわけでないですけど、バイオマスがカーボンニュートラルとういう言説の問題意識を時間軸という視点で再認識してほしいと思いました どっちが悪いとはいいません、どちらも大切!! ーーー 話変わりますが、執筆者からスピーチでもう一点 ((発電用バイオマスガイドラインの変更問題)) 【プレスリリース】FIT/FIP輸入木質バイオマス発電の持続可能性に関する経済産業省・林野庁のガイドラインが改正~抜本的対策の欠如に対し、環境団体が懸念を表明というのも観ていいてください、というメッセージをいただきました。 輸入バイオマスと、国産バイオマスの関係など、大切なトピックスなので、別ページを創りますね こちらを参照ください→「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」の改定ー合法木材ガイドラインとの関係
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