ニュースレター No.317 2026年1月15日発行 (発行部数:1690部)

このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。

情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 

                      一般社団法人 持続可能な森林フォーラム 藤原敬

目次
1. フロントぺージ:世界の森林資源とガバナンスの今ー世界森林資源評価2025(2026/1/15)

このところ5年に1度公開されている、FAO国連農業食糧機関の世界森林資源調査(GFAといいます)2025年版が昨年10月から公開がされています。

原文FAOのサイト。Global Forest Resources Assessments

林野庁のサイトにkey findingsという部分の翻訳が掲載されています。世界森林資源評価2025主な調査結果(仮訳)

そもそも、ローカルな課題だった森林問題が突然地球環境問題になったのも1980年代初頭のこの調査などがきっかけです。

このサイトでも5年に1度の森林の現況を伝える、この報告書については、フォローしてきました。

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上記のKey findings(以下KF))の概要を中心に紹介します。(5年前の前KFとの比較も)

そして、今回の調査結果を含めた、一連の調査結果とグラスゴー森林宣言=森林減少速度の減速と30年ゼロへの道筋、なとについても、検討してみました。(これ誰もやっていません 勉強部屋だけの分析(多分))

こちらから
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その他に先月のニュースレター配信から作成された新たなページは以下の通りです
2. 書評-国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用-森林技術誌掲載(2026/1/15)
3. 候変動枠組み条約GOP30と森林0ー森林大国ブラジルの枠組みとその結果(2026/1/13)
4. 持続可能な森林管理にむけたの日本のからの情報発信ーモントリオールプロセス国別報告書第4弾(2025/1/10)
5. 地球温暖化と我々の未来__ブラジルアマゾンでのCOP30の結果を踏まえてー森林関係者への期待ー勉強部屋Zoomセミナー第4回報告(2025/1/3)
6. あけましておめでとうございます(2025/1/1)
7. 気候変動枠組み条約GOP30と森林3ー責任ある木造建築の原則(2025/12/20)
8. 気候変動枠組み条約GOP30と森林2ーTFFF森林基金の立ち上がり(2025/12/20)

世界の森林資源とガバナンスの今ー世界森林資源評価2025、など:ニュース317号編集ばなし

今月のフロントページは「世界の森林資源とガバナンスの今ー世界森林資源評価2025」です

どこの国にとっても、ローカルな課題であった森林ガバナンスの問題が地球環境問題であることに気が付かせてくれた、FAOの有名な調査結果の、最新版ですネ。

その後の進展で気候変動枠組み条約や生物多様性条約など、地球環境問題の重要性が共有され、この調査結果も重要性が増してきているのでしょう。

なお、タイトルを「森林資源を今」でなく、「森林資源とガバナンスの今」としたのは、森林資源だけでなく、保護林とか長期計画が作成されている森林など、ガバナンスの状況もフォローするよう手続きになっているので少し見てみました。

いつれにしても「減少速度は少なくなってきていても、全然努力が足りません」ということがわかると」いう報告ですね。

(そのような分析がしっかりわかるように、訴求されていないかもしれないので勉強部屋でいじってみました)

(勉強部屋の本の書評)

森林技術誌12月号(12月10日発行)掲載された書評を勉強部屋に掲載していいですか?と聞いたら1か月たってから掲載しt下さい。という返事があったので、1月13日付で掲載しました。

筆者は1月1日付で人事異動があった、林野庁の木材産業課長(執筆当時)ですが、ご本人から、「読者のみなさんから反応があれば、共有してください」と、リクエストがありました。

「素晴らしい書評ありがとうございました。書評をみて本を読んでみることにします・・・」などなど、できたら、勉強部屋のご意見ページからどんどんお寄せください→https://jsfmf.net/goiken/goiken.html

(COP30のフォローアップ)

11月のブラジルアマゾンでの森のCOP、フォローアップがばらばらになってすみません。

ZOOMセミナーの結果も含めて、COP30がらみが4ページもあります

TFFF国際熱帯林保全基金は重要ですが、その他に、「責任ある木造建築の原則」「総合的火災管理管理及び山火事のレジリエンスに関する行動要請}などに日本政府が合意した合意文書。我が国の国内行政に関心のある事案も色々ありそうです。

もう少し内容をフォローして、今年の森林・林業基本計画の見直し作業の中でも議論できるようにしていきたいと思います

(モントリオールプロセス、UNFFなど)

その他に、地球サミットを契機に始まったプロセスのフォローアップ事案がいつか林野庁のサイトに公開されているので、それをフォローするのも、勉強部屋の仕事ですが・・・・モントリオールプロセスの国別報告書についてページを作成しました。

名まえの由来となる1993年にモントリオールで開催された「温帯林等の持続可能な開発に関する専門家セミナー」私も林野庁の担当者として参加するなど、色々個人的な思いもありますが、今回第四回の報告書を提出したというタイミングで、内容を見てみました。

あまり注目されていない報告書ですが、30年も続いてきたプロセスなので、その内容が日本の森林のガバナンスに関係がないか、しっかり今後見てまいりたいと思います。

(トランプ政権の「環境ガバナンスたたき」と、森林の行方)

トランプ政権が、パリ協定離脱だけでなく、気候変動枠組み条約も離脱しました。

「もはやアメリカの利益に資するものではなく」、「非効率的、または敵対的な議題を推進している(ホワイトハウス報道官)」からだそうです。

最近の国別GHG排出量は中国がダントツの1番ですが、20年前まで米国が第一位、多分過去の累積排出量が第一位の国の大統領が、自分の利益にならない??

目先のことしか考えないこの人物のことを、就任と同時に追いかけてみました。「米国トランプ大統領と森林の未来ー(1)勉強部屋の未来?2024/11/14(2)パリ協定の離脱・気候危機の動向

さて、1年たって世界中で腕力をふるい始めた大統領に、森林ガバナンスや気候変動を大切さをどう伝えていくか?勉強しましょう

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次号以降の予告、世界森林資源評価2025とSDGs/ 「企業と森林(もり)の共創によるwin-winな未来へ」シンポジウム /今年のエコプロ展2025は?ウッドデザイン賞など? / 国連森林フォラームUNFF20と日本からの発信 /林業経済学会秋季大会

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

藤原敬 fujiwara.takashi1@gmail.com