| 拝啓高石首相:「日本列島を、強く豊かに。」のためには、「森林・林業政策の強化が不可欠です」(2026/4/9) |
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その中で、私が寄稿した「高市総理の 施政方針演説 森林・林業・地球環境の未来」と題する記事が掲載されました。 了解を得たので、内容を要約して掲載します。 ーーーーー
〇「日本列島を強く豊かに」する基盤づくり。森林・林業 政策が大切です 気になったことがあったので、総理宛てのメッセージ 拝啓 高市首相殿。 林政ジャーナリストの会の藤原と申 します。221国会での施政方針演説を伺いました。 (総選挙 のスローガンである「日本列島を、強く豊かに」を具体的 に生かしていくためには、「森林・林業政策の強化が不可 欠」) 施政方針演説の冒頭「はじめに」に「日本列島を、強く豊かに。私のこの使命を政策の積み重ねの上に、全身全霊をかけて成し遂げてまいります」という言葉があります。日本の総理大臣なんで当然のインパクトある宣言ですね。 地球より日本・・・(それはそれとして)。 「日本国を」でも「日本人を」でもなく、地理的な語彙を使かわれて自らの守備範囲を「日本列島を」と規定されたのが重要ですね。 その範囲の3分の2は森林におおわれています。 森林は、もちろん昔から「木の街」をささえる木材を供 給してきましたが、それだけでなく、「森の国」をささえ る、水源涵養や山地災害の防止・土壌保全などの、国民の生活を支える大切な機能を提供しています。ただ、たくさ んいる都市住民から少しはなれたところで、「森林の多面 的機能」提供しているので少し解りづらいところがあります。 (日本列島を強く豊かにするために何をや るのか? ) 施政方針の9つのセクションのうち、全体の3分 の1を占める「経済力」の冒頭に、もう一つのキーワード である「責任ある積極財政」という記述がありますね。 「日本人には底力がありますが、圧倒的に足りないのは、 資本投入量、すなわち国内投資です。その促進に徹底的なてこ入れをします」いう現状認識。そして、投資先として 食料安全保障、エネルギー・資源安全保障、国土強靱化 対策、などの様々なリスクを最小化する「危機管理投資」 などが、並んでいます。 ただ、今回の施政方針演説ではこの重要な投資先の指摘 のなかで、森林分野を示すことばが、抜けていました。 「林業」という言葉は、「経済力」の「危機管理投資:食料安全保障」の中に1か所ありました。「林業・水産業についても、航空レーザ計測などのスマート技術の活用により、生産性向上を図ります」。 これは食料安全保障という テーマのサブセクションなので仕方ありませんが。資源エ ネルギーGX、防災・国土強靱化など、森林への投資をも っと力強くご指摘いただく必要があるかと思います。今後 ともお忘れなく。
日本列島を強く豊かに、という言葉が最初に使われた、自民党の2026選挙公約の中では、第2セクション「地方が日本経済のエンジンに」のなかに、以下のような記述が あります。 「森林資源の循環利用の実現に向け、再造林、 森林の集積・集約化、国産材の需要拡大、スマート林業、 森業や山村地域の活性化等を総合的に 推進します」 すばらしいですね。木材生産を主眼とする林業だけでな く、森林の様々な機能を念頭においた「森業」。 選挙公約 で提示した、このような素晴らしい言葉が、施政方針演説には一言もなかったのは、ちょっと残念。 繰り返しになりますが、今回の施政方針の具体的な展開 を議論する中で、「日本列島を強く豊かにする」骨格であ る、森林・林業・森業の投資を忘れずに!! 夏に取りま とめる「日本成長戦略」の中で、さらに検討ください。 よ ろしくお願いします。 〇未来の若者たちの世界を視野に入れた生物多様性保全・ 気候変動対策、 施政方針演説の、以下のような、最後の部分の記述がイ ンパクトありました。 「今年初めて投票して下さった18 歳の若者も、生まれたばかりの赤ちゃんも、その多くが、 22世紀を迎えることができるでしょう。 その時に、日本 が安全で豊かであるように。 「インド太平洋の輝く灯台」として、自由と民主主義の国として、世界から頼りにされる日本であるように。若者 たちが、日本に生まれたことに誇りを感じ「未来は明る い」と自信を持って言える。そうした国を創り上げてい く」 との素晴らしい締めの言葉です。 当面の利害関係を視野に入れた人たちがたくさんいる中 で、地球環境危機のように22世紀、将来を見据えた議論 が、大切です! 気候変動枠組み条約、生物多様性条約な ど地球環境の危機を国際的な枠組みで解決しようというシ ステムで、森林の保全や拡大といった事業は特に大切で す。
残念なのは、最近のトランプ大統領との取引で、「2月18日、日米両政府は関税合意に基づく5,500億ドルの対米 投融資を巡り、第1弾として、➀オハイオ州におけるガス 発電所(総費用:333億ドル)、➁テキサス州の石油輸出 施設(同、21億ドル)、➂ジョージア州の人工ダイヤモ ンド製造施設(6億ドル)が決定した」と公表されまし た。 天然ガスや石油利用をサポートする巨大プロジェク トへの多額の投資!! ?? 化石資源を「掘って掘って掘りま くれ――」といっている人とのディールの結果なのでしょ うが、是非未来の人たちの視点に立って、とりあえずの取 引でなく、将来を見据えて、脱炭素・再生可能エネルギー 利用への転換に向けて、トランプ大統領を説得してくださ い。 (トランプ大統領の見た森林) なお、5年前トランプ大統領は第1期の時に、スイスの ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)(ダボス 会議)でのスピーチ(2021年1月)で、「今日、米国が世 界経済フォーラムで立ち上げられている1兆本の木のイニ シアチブに参加することを発表できることを嬉しく思う」 と語りました。 なぜこのイニシアチブに参加するのか?と問われて 「私たちは、神の創造の威厳と私たちの世界の自然の美し さを守ることに尽力している」とトランプ氏は付け加えた そうです。 (日本と地球の未來のために) 高市総理殿、大変でしょうが、施政方針演説のまとめに 掲げた「将来への視点」に立って、そして森林政策へ良好 な志向をもとに、トランプ大統領の説得をよろしくお願い いたします。 日本の未来!だけでなく、地球の未來のため!!にも、 森林とカーボニュートラルの新たな一歩の議論を進めてく ださい!!! 重ねてよろしくお願いいたします。 敬具 ーーーーー 上記の原稿を書いたのは、2月下旬ですが、3月20-21日のトランプ高市対談では・・・・ 未來の話をする余裕など全くなかったですね 戦争などしている暇はない・・・・未來の地球のために ーーー kokunai6-80<rinj_takaiti>
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